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2006.03.26(Sun)

An ease

一線を越えてから。
甘い注意報w
撩の誕生日。クリスマスの話から次の年の話しになります。



3月上旬肌寒い夜、ふたりは撩の部屋のベットに座って寄り添い談話していた。
「ねぇ、撩?」
「ん?」
「もうすぐ撩の誕生日だよね。今年は何が欲しい?」
「うーん・・・欲しいものは隣にもう居るからなぁ」
ほんのり顔を赤く染めている香に撩は意地悪な笑みを浮かべ
香を押し倒し首筋にキスをすると次に唇を塞ぎ何度も何度も重ねる。
撩に今まで何度もキスをされているが、いつも酔いしれてしまう魅力がある。
瞳を潤ませポワァンとしている香の耳元で「お前と過ごせればそれでいい・・・」と囁く。

あの時・・・海坊主さんと一戦したあとあたしが
「この先ずっと一緒に過ごせればそれでいい」って言ったのに対して
撩も同じ気持ちで居てくれたのがとても嬉しかった。
あれから随分経つけど、あたしも撩も生きてまた誕生日を迎えられそうで良かった。

「そいじゃ~さ。俺の誕生日は~、のんびり公園でピクニック~」
「え?いっつものんびりしてるじゃないの・・・」
撩は香の肩に手を掛け間近でニンマリ。
「だぁ~か~ら~、いつもと違う場所でお前をいじりたいの♪」
「ええ!?あ、あんなところで出来るわけ無いでしょ!!」
「えーーー!?撩ちゃんの誕生日なのにー!?」
「・・・あ・・・うぅ・・・・・」
「あ、反論できないってことは~いいんだね~♪」
香は真っ赤な顔で頭を噴火させて右手からハンマーを出そうとしたとき
「だめ!」
「・・ん・・・・!!」
撩は即座に香にキスをしてハンマーの攻撃を阻止した。
深く混じり合うキスをすると、ついばむような軽いキスを繰り返し
香から放つ殺気を取り払う。
撩の甘いキスによって殺気が消えた香は女の色気が漂い出す。
「・・もう、りょ、撩のバカ」
「バーカはおまぁだ・・・」
目を潤ませ見つめる視線にいつも撩はイチコロ。
今晩もふたりは甘い夜を過ごすのであった・・・


そして、3月26日撩の誕生日当日がやってきた。

「りょーーお!おきろーー!!」
先に起きていた香が撩を起こしにやってきた。
掛け布団を引っ剥がしすと香の視線が一転に集中。
「もーーー!!毎朝毎朝ー!」
真っ赤になってその一転を指さすと撩はそこを見て
「あらー?今日も元気にもっこり~♪」
「んもう・・!毎晩遅くまでしてるのに、毎朝元気よね・・・」
「香、そのままの言葉お前に返すぜ?」
「え、なによ!?」
「おまぁも毎晩元気で毎朝元気だろ!」
「な・・!ま、毎晩・・・あ、あんたに付き合ってあげてるだけよ!」
「ふーん・・・あんなに色気醸し出して~俺をいっつもそそらせてるのになあ」
撩はそう言うとベットから降り、香に近づいてそっとキスをしようと・・・
「だーめ!」
今度は香に止められた。
香は撩の顔を両手で押さえて抵抗すると撩は唇をとんがらせる。
「んーんー!!チューしようよー!!」
「だーめったらだーめ!
今日はこれから、で、デートでしょ!!早く着替えてよ!!」
「・・・わーたよ。着替えるよ」
ちょっとふて腐れ気味の撩を置いて香は先にダイニングへ向かい
先に朝食を食べ始めた。
しばらくして撩が寝ぼけ眼で頭を掻きながら来ると香の前の席に座る。
「はい、早く食べて出掛けるわよ」
「ほいほい」
毎度のごとく撩はかき込んで食べている。
一通り食べ終わりコーヒーを飲みながら香に問い掛ける。
「なあ、今日どこ行くんだ?」
「どこって、撩の誕生日だし撩の行きたいところでいいわよ?」
「じゃ、じゃー!ほ・・・・」
「だーーーめっ!!」
「俺まだ言ってないぞ!!」
「出だしでわかります!!」
「・・・ちぇっ・・・・・」
「とりあえず、撩がこの間言っていた場所に行こうかと思ってるわよ」
「この間・・・?」
「え、忘れてた?」
「もっこりパーク?」
「こら!覚えてるじゃないか!!」
「あら、香ちゃん・・・もっこりパークいいのね?」
ニヤニヤしながら香の顔を覗き込む。
「いいとは言ってなーーーーーい!!」
「あっはは!冗談冗談!んじゃ食い終わったし、行くとするか!」
「・・う、うん」

撩と香は車に乗り込み、いつもの公園へ向かった。
車中、香が抱えて持っているバスケットが目に入った。

ピクニックって言ったのを覚えてたんだな~香。
なんか、こういうところ可愛いんだよな。

程なくして中央公園に到着すると車を停めて公園内に入っていった。

俺が香と来るのは久々な気がするな。
たまに昼時に一人で来て目の保養にOL探ししてたけど・・・
今はコイツがいるからな~デヘヘ・・・
あ、やっべ・・・もっこりしてきたっ

「・・・もう!撩?なーに考えてたんだー?」
「なにが?」
「なにがって・・・」
香が恥ずかしそうに指さす先は撩の股間辺り。
「アハ~これこそもっこりパーク♪」
ドゴォン!
ちっさいハンマーを喰らった。
ぷんすかぷんすかと頭を噴火させながら香は先を行ってしまった。
「いってぇなぁ香・・・あら先行っちゃった。
待ってよ~香ちゃん!」

一足先に行った香は、広場の原っぱで寝っ転がっていた。
その隣に撩もゴロンと転がると香の頭を自分の胸に抱き寄せ撩はふと思う。

裏の仕事を一人でしていた時は"今生きていられりゃいい"って思ってたが
コイツが俺の側に居るようになってから、いつの間にかその心境も変わって
"守るために俺は生きる"になったんだったな~
それから、コイツに惚れてると気付いたときは"何が何でも守り抜く"って思ってた。
そしてお互いの気持ちが重なり合った今は・・・

「香?」
「ん?」
「俺以外の誰の手にも触れさせないくらいお前を守るからな」
「え・・?なに?きゅ、急に・・・」
「槇ちゃんに誓って、ぜってー守り抜いてみせるぜ」
「え・・・う、うん」
「金髪ヤローの魔の手から絶対守ってやらんとな!」
「ちょ・・・ミックのこと?」
「そそ、あいつなにかと香にちょっかい出してくるだろ」
「そ、そうかなぁ?」
「も~香ちゃん相変わらず鈍感ね・・・
そんなんだから、裏で俺が苦労するはめになるんだ・・・」
「え・・・?」
「いや・・・なんでもない・・・
そ、それよりちと寝ていいかな?」
「え、あ、うん。毎晩遅いもんね・・・アハハ」
「香もこのまま一緒に寝そべって眠るか?」
「ううん、私は起きてるわよ。撩ゆっくり寝て良いわよ」
「じゃ、じゃ~さ。膝枕してくんない?」
照れくさそうに言う撩の表情がなんとも可愛くてちょっとクスっと笑うと小さく頷いた。
香は身体を起こすと正座をして膝を指さして撩に合図を送る。
「よっこらせっと」
香の膝に撩は頭を置き横たわると、すぐに寝息を立て始めた。

膝枕2_2



「は、はや・・・もう寝てるわ。
まったくあんだけ遅くまで頑張ればそりゃ疲れるわよね・・・
あ、あたしも同じか・・・や、やだもう恥ずかしい・・・」
独り言に突っ込む香に聞こえないほどの声でククッと撩は笑っていた。
寝たふりをしていた撩だが、いつの間に本当に眠り込んでいた。
次に目を覚ますと香がそのままの体勢でコックリコックリと眠り込んでいた。
撩は身体を起こし香の膝に掛かっていた重さを取り除くと、香を横たわらせ
腕枕をしてやった。
「りょ・・?」
「いいよ、そのまま寝ちまって。
「ありがとな香。ひっさびさにグッスリ眠れたぜ」
「・・・うん」
グッスリと言っても1時間程度だったが、それでも俺にとってはかなり久々。
戦場の中で育った俺の身体は、浅い眠りでいつでも戦闘態勢に入れるよう
染み込んじまってるからな。
けど、香はそれを忘れさせてくれる唯一の存在なんだよなぁ。
あのセスナ機が突っ込んで、一晩香と一緒に寝ないといけないってときも
俺が寝たふりしたらお前が膝枕してくれたじゃんか。
あれ、初め戸惑ったけど優しく撫でる手が気持ちよくてあの時も寝入っちまったもんな。
おまぁは、ある意味俺よりすげーよ。
言いようのない愛しさが込み上げ、香を引き寄せギュッと抱きしめる。

パシャ!

「なっ!?誰だ!?」
突然のシャッター音で驚いた撩に笑ってファインダーを覗き込む女の子。
「って、あれ?野上姉妹の三女野上唯香じゃねーか!」
「ええ、そうよ~♪ちょっと気晴らしに公園散歩してたら二人を見掛けてね!
そーっと近づいてみると、いちゃついてるから撮ってあげたの♪」
「こら!余計なもん撮るな!よこせ!そのカメラ!!」
撩は香に腕枕しつつ寝っ転がった状態で唯香のカメラを奪おうと四苦八苦。
「だめだめ♪参考資料にさせていただきまーす!」
「あー・・もう・・・それ誰にも見せるなよ!!!」
「えっへへ・・・今度取材受けてくれたら見せませんよ~?」
「うは・・・やられた・・・わかった、受ける・・・だから絶対見せるんじゃねーぞ!」
「はいはーい。
あ、そーいえば、冴羽さん。あの話しお姉ちゃんから聞いたよ~」
「あん?あの話し?」
唯香は親指と人差し指で○を作り「これこれ」と言うと撩は眉間にシワを寄せる。
「まーったく・・・麗香のヤツだな・・・美樹ちゃん伝いだろうな・・・」
「で、まだ渡さないの?」
「うっせーな!俺にも考えがあるんだ・・・」
「ふーーん・・・じゃ、声掛かるの待ってるからね~!
頑張ってよ~~さえばさーん!!」
そう言いながら唯香は手を振って去っていった。
「ったく・・・美樹ちゃんとタコはどうもうわさ話が大好きだな!」
(↑だが話してしまうお馬鹿さん)

「う、うーん・・・りょ?誰かと話してた?」
「おわ・・・いや誰もいないよ!気のせいじゃないの?」
「あら、そう?あたし夢でも見てたのかな・・・」
「そ、そうだよ!だって俺の名前呼びまくってたし!」
「え!?そ、そう?」
「そうそう、俺をそそらせる甘い言葉連発もしてたし♪」
「や・・・やだ・・・そんなこと言わないわよ!」
「だーって、俺のここがちゃーんと反応してるけど?」
横たわっている香の身体に確かに硬い物が当たる。
「も、もう・・・」
「メインディッシュいっただきまーす!・・・と行きたいところだけど~
先に香が作ってきた弁当食おうぜー」
「あ、あたしは食べ物じゃないぞ!」
「え?撩ちゃんの疲れた身体を癒してくれる食べ物だぞ?あ、飲み物?」
ボンッと顔を真っ赤にさせながら香は食事の準備をした。
ランチョンマットを敷きそこに作ってきたサンドウィッチやおにぎり
唐揚げ、ウインナーなどなど色々と置かれた。
「おおーーう。うまそう~いただきまーす!」
ガッツガッツとかき込んで食べる撩を微笑んで見つめる香。
そこへどこからか子供の声がしてきた。

「パパ~?ママ~?どこ~?」
二人が居る所よりちょっと離れた場所に3歳くらいの男の子がいた。
「あれ、そこにいる男の子キョロキョロしてる。迷子かな?
ちょっと行ってくるね」
香は半べそをかいている男の子の所へ行くと「どうしたの?」と
話しを聞いてあげていた。
子供を見る目がとても優しく、そんな香にも撩は心打たれる。
「子供か・・・」
撩はそう呟くと食べるのを止め、男の子の所に走っていった。
「香~!やっぱその子迷子か?」
「うん、そうみたい」
「よし!探しにいってやっか!
で、お前、名前はなんて言うんだ?」
「カイト!」
「カイトか、良い名前じゃねーか!んじゃ、カイト探しに行くぞ!」
「うん!!」
そう言うと撩は男の子を肩の上に乗せて歩き始めた。
その後ろを香がくっついていく。
「おじちゃーん!ボクのパパとママどこ~?」
「おおおおおおい!!!俺のどこがおじちゃんだー!?」
「う・・・うぅ・・・」
「ちょ、ちょっと撩!怖がってるじゃないの!」
「だってえ~俺はハタチだからお兄さんなの!」
「はいはーい。おじちゃんいい年してなに言ってるんだかねー」
呆れ顔の香が今度は男の子を抱っこして捜し回る。
その後ろにふて腐れ顔の撩がズボンに手を突っ込んで歩いていた。
子供を抱っこしている香に公園内の男共や女達からため息が聞こえる。
聞き耳を立てて聞いてみると・・・
「わぁ~あの女の人綺麗ね~!子持ちでもなにあのスタイルのよさ!」
「羨ましいわ~」
「綺麗な奥さんだな~。あの後ろにいるのは旦那さんか?」

旦那さん・・・わ、悪くはないな・・・ククッ
ニヤニヤしながら今度は撩が男の子を肩に乗せ探し回る。
すると遠くの方から子供の名前を呼ぶ大人の声が聞こえてきた。
「海斗~!海斗~!!」
「あ!パパだ!!!」
「お、見つかったみたいだな」
撩は海斗を肩から降ろしてやると、海斗が父親の方へ走っていった。
「ありがとうございます!」
「いえいえ、見つかって良かったです」
海斗の父親は香のほうを見て話し出した。
「いや~こんな美人さんに見て貰えて良かったです!」
「いや、そんな美人だなんて~」
海斗の父親は香を見るなり少しデレデレしているのが気になるが・・・
しばらくしていると、連絡を受けた母親が走って来た。
「海斗ー!良かったー!!」
「ママー!」
海斗と母親は抱き合って喜び合っている。
「良かったわ~。ね、撩」
「ああ、そうだな」

「本当にありがとうございました!」
海斗の両親が何度も頭を下げお礼を言い俺達はその場を離れようとすると
「あ、あのお名前は?」
と父親の方が聞いてきた。
すると香が何か言おうとしたので俺はすぐに香の唇の前に指を添え
発言させないようにする。
「名乗るほどの者じゃないですよ。
それじゃ、俺達はこの辺で失礼します。では~!」
後ろを向くと右手をひらひらさせ、左手をポケットに突っ込んだ状態で
左腕を少し浮かせ香に腕を組ませるように促す。
香もそれに応えるように腕を組み寄り添って歩き出した。

ヘラヘラしてたあの父親に名前わかっちゃ~今後香になにされるか・・・
コイツは俺だけのものだからね~♪
(↑散々ヘラヘラしてもっこり美女ナンパしてたヤツが言うか!?)

「香、もう昼下がりでちと暑いから木陰行かないか?」
「うん、そうね」
撩は人影が無さそうな木陰に移動すると更に草むらの方へ香を引っ張っていく
「ちょっと?撩?」
「ん?」
「な、なにするつもり?」
「え?だって俺の誕生日でしょ?」
「そ、そうだけど・・・」
「なら、いいでしょー」
そう言って撩は香を押し倒した・・・



この続きが読みたい人居れば書きます、よ?w

途中私の言葉が入ってる部分ありますが、
独り突っ込みですのでスルーしてかまいませんw
そして、私のHNのカイトを登場させましたww
色々と楽しい撩の誕生日で御座いました・・・w

いつも拍手ありがとうございます!
また拍手やコメントお待ちしております!!
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テーマ : 自作小説(二次創作) - ジャンル : 小説・文学

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