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2010.12.28(Tue)

もう一つのX'mas

一線を越えてる設定です。



12月24日・・・

「はい、撩。これ着てケーキ売りさばいてきてね!」

香に無理矢理着せられたのはサンタクロースの衣装。
ケーキ屋の店主に急遽頼まれて店の外でケーキを販売するハメに・・・

(あれだけイヴの日には仕事入れるなと言ってたのによ~!)

「んだぁー!なんでこんな事しなきゃなんねーの!?」

「こら!撩!あんたサンタさんなんだからもっと笑顔でいなさい!!」

「んなこたー言われてもねぇ~!」

ブツブツ文句をたれながら香の隣に立って時折通る通行人に向けて
「ケーキどうっすか~」とめんどくさそうに呼びかける。

「いらっしゃいませー!イヴの夜に美味しいケーキいかがですか?」

香は笑顔を振る舞いながら呼びかけていた。

(ったく、仕事熱心だこと・・・)

香を横目で見つつ

(この埋め合わせはシッカリとしてもらうからなっ)

と怪しげな笑みを浮かべてそそくさと仕事に勤しむのであった。


午後から販売開始して夜20時に差し掛かる頃、最後の1個が売れ
やっと仕事が完了した。

「ふああぁぁ~~!!やぁ~っと終わったぜ!!」

サンタ服を着たまま大きな伸びをして寒さで固まっていた身体を解す。
そこへ報酬を受け取って戻ってきた香の手には、なにやら一つの箱と缶コーヒー二本。

「お疲れさま、撩」

「おう」

「これ、あたし達にって特別用意してくれたケーキ頂いちゃった♪
それと、帰りに飲んでくれって缶コーヒーもね」

満面の笑みでそのケーキが入った箱を持ちながら缶コーヒーを口にする香に
俺もなんだか嬉しさを覚える。

「でも、ホント急に仕事入れちゃってごめんね。
いつもだったらデートの予定なんだろけど・・・」


(デート・・・ねぇ・・・)


「なぁ、香」

「ん?」

「ちょいこのまま付き合ってくんねぇか」

「え、ええ?」

香の腕をグイッと引っ張って歩き出した。

「ちょ、ちょっと!サンタのまんまで行くつもり!?
衣装返さないとダメだよ!」

「んなの、明日返せばいいだろ?」

引っ張る強さを緩めずグイグイ引っ張る撩に「仕方ない」といった
表情で抵抗をしなくなった香。

(サンタカオリンも結構いけてるんだぜ?むふふ)

路駐していたクーパーに乗り込み目的の場所に走らせた。

「ねぇ、何処行くの?」

「着いてからのお楽しみにぃ」

「えーー何よそれ」

「んな、かからねぇから心配すんなって」

他愛もない会話をちょこちょこしてると、目的の場所に着いたのか
撩は車をまた路駐し、撩と香はサンタ服の上からコートを羽織った。

「う~さぶいぃ!」

車から降りた場所は、目的地よりも少し手前のようで撩は香の腕を
また掴むと足早に歩き出した。

「ちょ、ちょっと~」

「いーから、ほれもっと近くよれって。寒いだろ?」

「う、うん」

撩は香の肩を抱き寄せ密着させて温もりを感じながら歩き出す。
少し歩いていると人通りも増えてきた。

「お、見えてきた見えてきた」

「え?」

長い遊歩道に差し掛かる手前まで来るとそこの周辺がとても綺麗な
飾りが施されたイルミネーションが続いていた。

「わ、わぁ~!綺麗!!」

「はは、だろ~?」

「これ見せるために連れてきてくれたの?」

「ああ、デートらしい事してないだろ今日」

「あ・・・ごめん。あたしが仕事入れたばかりに・・・」

「もういいって。ほれイルミネーション堪能しようぜ?」

「うん・・・ありがとね、撩」

「おう」


それから長い遊歩道をゆっくりと歩き光り輝くイルミネーションを
香はうっとりと見入っていた。

そんな香を眺めて撩は満足げに肩を抱いて香が気の済むまま
イルミネーションを堪能した。


「はぁ~寒いね。もういっぱい堪能できたし、そろそろ帰ろうか」

「そうだな。じゃサッサと帰って飯食おうぜ」

「うん」




サエバアパートに着き、二人は簡単に夕食を済ませ、貰ってきたケーキを
美味しく頂いた。もちろん甘いのが苦手な撩は一口しか食べなくて
残りまた明日と言って冷蔵庫に入れる香。
そしてその後、香は先にお風呂へ入っていった。



「はぁ~気持ちよかったっ」


香はお風呂から出ると、撩を呼びに部屋へ行きドアをノックした。


コンコンコンコン・・・


「撩?お風呂次どうぞ~」



シーーーーン



「あれ?」


呼びかけるとすぐ帰ってくるはずの声が聞こえない。
不思議に思い撩の部屋を覗くと・・・


「Zzzzzz・・・」

「ありゃ、寝ちゃってるよ・・・」


風呂に入ろうとしていたのか、サンタ服ははだけてて胸板が露出している。
いつも見慣れているはずなのに、いつもとは違う服装な撩に一瞬クラッと来た。

ドキドキしつつ、はだけたサンタ服を元に戻し上から布団を掛けて
香も隣に寄り添い、気持ちよさそうに眠る撩の頭をそっと撫でてあげた。


Zzzzz・・・


「こうやって見るとホントあどけなくて可愛い寝顔」

フフっと笑みを零し撩の身体に腕を回し、香も疲れていたのかすぐに眠ってしまった。




そして、朝6時。


チュンチュンチュン・・・


部屋の窓から差し込む朝日に眩しそうに目を細めてそっと目を開けると
隣にいるはずの撩の姿が無くて「あれ?」っと寝ぼけ眼で周りを見渡す。


もぞもぞ・・・


「ん?」


あれ・・?今どこかで音がしたような・・・


ガバッ!!


「メリークリスマース!!」


なんと、香に気付かれないようにベットの影に隠れていた撩が飛び出してきた!

「きゃあ!!」

「撩ちゃんサンタからのプレゼント~!!」


「ちょ、なっ・・・!!!」


「何を朝からやっとるんじゃー!!この度変態もっこり男ー!!」


ドゴオオオオオオオオオオン!!!

「ぐぎいぃあぁー!!」


悲鳴と共に100tハンマーで潰された撩ちゃん・・・

そりゃ、あなた。
プレゼントと言って自分のもっこりにリボン結ぶのはどうかと思うんだ(天の声


「んだよ~喜んでくれると思ったのによぉ」



顔を真っ赤にして朝食の準備をする香ちゃんなのでした。


チャンチャンw





◆あとがき◆
あの落書きを描いたら思いついた超短編でございますw

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テーマ : 自作小説(二次創作) - ジャンル : 小説・文学

23:24  |  ◆CH小説(原作設定)◆  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

LoveLoveリョウ&カオリン最高~(^O^)/
読んでるアタシもニマニマHappyになっちゃいました♪♪
kaito様♪リョウ&カオリン♪♪今年もありがとう!!来年もよろしくよろしくです\^o^/
ダナ | 2010年12月29日(水) 21:57 | URL | コメント編集

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