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2011.07.03(Sun)

「今夜だけこの愛を・・・」完全リョウ視点

二次創作ブログ開設が6月28日で一周年を迎えました!
ということで、初心に返りましてCH小説処女作をもう一度見直し書き直しました。
というか完全リョウ視点にしてみましたw
結構短いのでささーと読んで下さいませ(*´∇`*)
※原作第248話都会のシンデレラの巻!!を参照してくださいね。





「都会のシンデレラか・・・」



あれは、数時間前・・・

俺はとあるBarの前に居た。
絵梨子さんに言われるがまま正装させられて。


なんだって、こんな窮屈な格好させるんだっての・・・
デートなんて私服でいいだろ私服で。


ブツブツ呟きながら俺はBarに入っていくと、何やら男と女が揉めている声が聞こえてきた。


女はスラッとしていて髪はロング。かなりのもっこり美女!
服装はこれまた高そうな格好をしている。どこかのお嬢様か?

そして、男の方はその女を懸命に口説こうとしているようだが、女はNO眼中のようだな。
男のせまりっぷりにかなり困っているご様子。

男が女のグラスに隙を見て薬を入れたのを俺は見逃さなかった。
それを無防備に飲もうとした女を助けるためにすかさず割って入った俺は
薬入りグラスを男に思いっきり顔に掛けてやった。

なんともマヌケな顔で走り去っていったぜ。


女は俺の顔を見るなり驚いた顔をしていた。
100面相のように色々な表情を見せる目の前の女にちょっと違和感を覚えた。


そして、どうやら絵梨子さんとのデートはすっぽかされたみたいだ。
だがBarで知り合ったもっこり美女とデートが出来そうな予感!

お願い事があると言われBarを出て話しを聞いてみると、どうも家出少女のようだった。
想い出が欲しいと頼まれ俺は喜んで引き受けた。


腕を組んで俺を見上げる女にやはり俺は違和感を覚えた。
そして他の女と居るときとは違うこの胸の高鳴りはなんだろうか?


時折見せる悲しい瞳。


ディスコで抱き留めた時、微かに感じられた女の香り。

(この香りは・・・まさか・・・)

俺は動揺を隠すようにワザと怒らせるような事を言ってみると
やはりアイツは逆上し俺に怒りの天誅を下した。

だが、その場を誤魔化し俺を引きずってディスコを後にしたが
俺はもうその女が俺の相棒であることに気付いてしまった。


気付いたからって、俺は変わらず接した。



0時近く、港で彼女を抱き寄せ潤む瞳を見つめていた。



違和感・・・

そう、コイツは普段見せない顔を俺に見せていた。
いつも男勝りなあの女が俺のこの腕の中で見せるのは女の顔。


このまま



このまま、奪ってしまおうか。





目を閉じて震える唇に本当に触れてみたかった。


けど触れてしまえば何もかも崩れていきそうで自分が怖かった。


唇を目前に葛藤をし続け、鳴り続けていた霧笛が鳴り止み終わりを告げた。



悲しい瞳で俺を一瞬見つめその場を走り去っていった。


その場にシンデレラの証を落として・・・





落とし物を手に握りしめ夜の繁華街を俺はあてもなく歩いていた。
このまま、アパートに帰るのも気が引けて。


こんな時、パーッと騒ぐのもいいかもしれないが、どうもそう言う気分にもなれない。

(まったく、俺も結構重傷なのか?いや、そんなわけない・・・)

自問自答してしまうほど、俺の頭はおかしいらしい。



明け方4時頃、小雨が降り始め俺は自宅アパートへ戻ってきた。
室内は静まりかえり、まさか相棒はまだ帰ってきてないのか?と思うほど。

足音を立てないようにそっと入っていくと、リビングからTVの音が微かに聞こえてきた。
そっとドアを開け中を覗き見ると、俺の帰りを待っていたのか、香はリビングのソファーで眠っていた。


「ったく・・・こんな所で寝たら風邪引くぜ・・・」

ソファーの肘掛けに横たわり眠る香に着ていたジャケットを掛けてやった。

「りょお・・・」

起きてしまったか?と香を覗き込むと、それは寝言のようだった。
あどけない顔でスヤスヤ眠る香を見つめていると、あの港でデートした女が嘘のようだ。

普段こんなにもガキっぽくて、怒り方もガキのようにうるさい。


だがなぁ・・・


香の横に座り、頬に掛かる髪を指でそっととると、微かに泣いた跡が見えた。


「また泣かせちまったなぁ」


頬を軽く撫でると俺はリビングを出て自室へ戻る途中に香の部屋へ寄り
シンデレラの落とし物をそっと置いていった。


俺の中の王子様は、相当捻くれてて顔を出さない。

だがまた俺の前にシンデレラが現れたら、俺の中の王子様は顔を出すかもしれない。


それほど、俺の心は掻き乱された。


いつか訪れるかもしれない別れまでに、この崩れかけてきた心を修復できるのか
今夜も自問自答しながら眠りに付くのであった・・・

都会のシンデレラねぇ・・・




【あとがき】
一周年記念小説どうでしたか!
処女作を書き直しただけですがw
サエバスキーな私にとってリョウちゃんの心境を書くのはとーっても楽しかったっす!



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テーマ : 自作小説(二次創作) - ジャンル : 小説・文学

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