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2005.12.24(Sat)

聖夜に想いを込めて

一線を越えてから後のお話。日付を見て把握してね♪
「もう一度この愛を・・・」を読んでるとわかるかもっす。




外はだいぶ寒くなり、クリスマスムードになってきた。
街中は徐々にクリスマスネオンに彩られ鮮やかになる。
この時期になるといつも撩は香に贈るプレゼントで悩んでいるわけだ。

うーん・・・今年は何をあげようか・・・
と言っても毎年大した物あげてないもんなあ。
今年は・・・気持ちも通じ合えたから、なにか特別な物でもあげるか?
特別・・・?そんなん思い浮かばん・・・はぁ
香って物欲無いしなぁ。

撩の気持ちなど知らず今日も香はせっせと家事をこなす。
「ふう~~これで今日も綺麗さっぱり♪
さ~て、今度は日課の伝言板ね!」
額に汗をかいて一仕事を終えた香は、また忙しく伝言板を見に行った。

「働き者ねぇ香ちゃんったら・・・
あ~あ、プレゼント思い浮かばないし、俺も気晴らしに出掛けるかなぁ」
撩はジャケットを羽織って毎度のごとくキャッツに向かった。

カランカランカラン・・・

「冴羽さんいらっちゃい」
「やあ、美樹ちゃん」
反応が普通な撩に美樹と海坊主は呆気にとられる。
「ん?どした?二人とも~」
「え?い、いや~なんでもないわよ~オホホホ」
「ん~~?・・・とりあえずいつもの頼むね♪」
「は、はい~」

美樹と海坊主は後ろを向くとコソコソと話し始めた。
「ね、冴羽さんなんかおかしくない?」
「あぁ、いつもなら来店と同時にお前に飛びついてくるよな」
「でしょ~?でも今日は違うわよね・・・」
「と、いうか香と・・そのああなってから(茹でダコ状態)徐々にじゃないか?」
「ああ~そうかもしれない~」
「はは~ん・・・撩もとうとう一人の女しか見えなくなってきたようだな」
「良かったわね、香さん」
「そうだな」

「なんだ~~?コソコソ話して」
「え?い、いや~今日の冴羽さんなんかおかしいなーと、ね?ファルコン」
「うむ・・・・・ほれいつものコーヒーだ」
「あ、サンキュー。俺って変か?やっべーなー顔に出てるのかな。」
「なんのこと?」
「い、いや・・・」
照れくさそうにコーヒーをグビグビ飲んでいる。
「な、なぁ、クリスマスってプレゼント貰うとしたら何が良いかな~美樹ちゃん」
「え?もしかして香さんへのプレゼントで悩んでるの?」
「わ、わりぃーか?」
「うふふ、そんなこと無いわよ。
でも冴羽さんがあからさまに悩んでる姿初めて見るから」
「そーだよな。昔のお前だったらそんな素振り見せなかったもんな~
お前も変わったな~!グハハハ」
海坊主にからかわれむすっとしてる撩。
「ファルコンの言うとおりね~冴羽さん変わったわ」
「へ?そうかぁ?」
「気付いてないところがまた冴羽さんらしいわ。
で、プレゼントだけど、私達だったら二人で過ごせればそれで十分だと思うわよ。
ね~ファルコン♪」
「あ、ああ、そうだな(またまた茹でダコ状態)」
「二人で過ごすかあ・・・」
それもありかな・・・と思った撩はキャッツを後にし、とある場所に足を運んだ。


そして、夕方サエバアパートに帰ってきた。
この時間香が居そうなキッチンへ顔を出しに行く。
「ただいま~」
「おかえり、撩。
遅かったね。どっか行ってたの?」
「ん?別に~暇だったから、その辺ブラブラしてきただけ~」
「んもう、ちょっとは仕事取ってきてよね」
「わーてるよ」
「あら、今日は素直ね」
「"今日は"じゃない。最近はいつも素直になってるつもりだけど~?」
夕食の支度をしている香に近づき、ニコニコしながら背後から抱き付く。
「きゃっ、な、なに?」
急なことにあたふたしている香の首にチュッとキスを落とす。
「ひゃあ・・・」
「あ、その声たまらん」
「も、もう!夕食の支度おわんないでしょ!」
背を向けていて香の顔は分からないが、絶対に顔を真っ赤にしているだろう。
そんな香が愛おしくて仕方ない。
「ほいほい、俺もお腹空いてるし~向こうで待ってるわ」
「うん、お願いね」
スッと香から離れるとベランダへ出て夜景を見つつ煙草を吸い始めた。
「ふぅ・・・」

ふと今日美樹に言われたことを思いだしていた。
"変わった"と言われたが自分ではそんなに思っていなかった。
でも、さっきもだが香に対して気持ちを出せるようになってきてることに気付いた。
"あの事件"があったから、俺は欲しいときに求めて自分の気持ちを押し込めないように
香にぶつけられるようになったのかもしれない。
香も前よりは素直に俺に対して接するようになったと思う。
お互い素直じゃないし捻くれてたが、いつの間にか歩み寄れるようになったな。
フフ・・・と笑みをこぼすと煙草を親指と人差し指で押し消し部屋に戻っていった。

「香ぃ~腹減った~!」
「はいはい~丁度出来たところよ。座って待ってて」
「ほい~」
香は手際よく皿を並べ食卓の準備をし自分も撩の前の席に座った。
「それじゃ、食べよっか」
「いただきま~す」
もしゃもしゃと相変わらず豪快な食べ方に香は「ちゃんと噛みなさいよ」と母親のように
注意しつつ優しい瞳で見ながら食事をしている。
一通り食べ終わり、香が食後のコーヒーを入れて持ってくると撩はあることを話し出す。
「なぁ、香」
「ん?なに?」
「今度のクリスマスだけどさ」
「う、うん?」
撩の口からクリスマスの話しなど出てくるなんて思ってもみてなく、驚いている様子。
「そ、その、お互い正装してどこかデートでもしに行かないか?
ほら、お前には普段動きやすい格好でとか言って、綺麗な格好させてなかっただろ?」
「え・・・?いいの?」
「ああ、たまには、さ」
ボッと顔を赤くして俯き加減で「ありがと・・・」とお礼をいう香に撩も少し照れる。


              *******************


12月24日クリスマス・イヴ

朝から曇り空で天気はあまり良くない。
車での移動だから別に大丈夫だろうと撩は着替え車に乗り込み
香との待ち合わせ場所に向かった。
何故、一緒に行かなく待ち合わせをしたかというと、脅かしたいことがあったからだ。
着替えも別々でお互いわからないように、当日待ち合わせ場所で逢ったほうが
新鮮で面白いってもんだ。
そして待ち合わせ場所のBARに着くと、車を停め中へ入る。
そこは過去に一度だけ来たことのあるBARだ。
昔と同じように店内を見渡すと、カウンター席に女性が一人座っている。
彼女を見ている男性が数人見受けられる。
俺は、自信満々にカウンター席にいる女性に話しかけてみる。
「やあ、彼女。お一人かな?」
振り向くとやはりあの時と同じ格好をした香だった。
まただませると思ったのかカツラを付けている。
「あ・・・ひ、一人ですよ?」
「あれ?君前に逢ったことあるよね?確か留学したんじゃ・・・また逢えるとは偶然だ」
「え?あ・・・そ、そうですね」
「でも、君みたいな綺麗な女性がBARに一人で来るなんて危ないじゃないか」
「・・・・・」
不安そうな顔で見つめる香にちょっと意地悪げに笑みを浮かべて話を続ける。
「ほら、俺みたいな狼に襲われちゃうぜ」
いつものように香は自分に気付いて貰えてないのかとふくれ顔になっている。
「プププ・・・そんな顔すんなよ!キザに話そうと思ってたのにさぁ」
「ええ?」
鈍感娘な香はまだ撩は自分に気付いているなど思ってもない。
二人はまたデートでもと言いBARを出て"あの時"と同じコースで楽しんだ。

まさかこんな風に恋人になってから"あの時"の格好で同じ場所に来るとは
思っても見なかった・・・
"あの時"の自分はひたすら気持ちを隠して、香だと気付かないフリして
ハッキリ言ってかなりしんどかったな・・・
今は、もう自分に嘘は付かないと誓った。
だからもう一回、"あの時"と同じ場面で・・・

車に乗り込み向かうは"あの場所"そう港だ。
車内では、お互い何も喋らず。横目で香を見ると俺を見ていたのか目が合う。
ちいと照れくさく、フフ・・・と笑って誤魔化した。
"あの時"と同じ場所の港に着き俺は車から降りると、助手席へ回りドアを開けると
手を差し出し香をエスコートした。
慣れないことに香もドキドキのようで手が震えているのがわかっった。
そこから腕を組ませると"あの時"と同じ場所まで連れて行き俺は濃っ恥かしい
思いだったが思いっきり香を抱きしめ、"あの時"出来なかったキスを思いっきりしてやった。
「・・んん・・・・・」
そして言い出したくてしょうがなかった名前を口にする。
「香・・・」
「え・・!?・・・あ、ん・・んん!!」
名前を言うとすぐまた唇を塞ぎ香が言葉を発せられないよう妨害する。
そしてまた唇を少し離すと、間近で微かに「愛してる・・・」と撩は言い
香も聞こえていたのか瞳を潤ませ「あたしも・・・愛してる・・・!」と
ハッキリと言ってくれた。俺も香の素直さに嬉しくなり再度思いっきり抱きしめると
またお互い目を閉じ熱いキスを繰り返す。
撩が自分をわかっていてくれたんだと香は確信して、その嬉しさで涙を流す。

これで俺の記憶の中のシンデレラは、香という名に代わりずっと愛し続けられる。
香も同じ気持ちだろう・・・
シンデレラではなく、香として愛されていることに気付いたんだから。

撩は予め港近くの部屋を取っていることを香に伝えると、
二人はそのホテルへ姿を消していった。

再び港デート


二人の夜は始まったばかり、熱くて甘くて濃厚な夜・・・



素直に気持ちを出せるようになってきた撩ちゃん。
そんな撩に香も応えるようになってきたわけですねぇ。
書いた自分で言うのもなんですが・・・このお話好きです(*´∇`*)

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テーマ : 自作小説(二次創作) - ジャンル : 小説・文学

タグ : シティーハンター 二次小説

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