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2006.03.31(Fri)

XYZの続きその2

挙式後のお話です。



カランカランカラン・・・

パン!パンパン!!
「おわっ」
「きゃあ」
キャッツに入ると途端にクラッカーが鳴り響いた。
「おめでとー!」
撩と香がぽかーんとしてると、一斉に祝福の言葉が飛び交う。
「な、なんだ?」
唖然としている二人の元に美樹が駆け寄ってきた。
「美樹ちゃんこれは一体?」
「やーねー!冴羽さん!やっぱり式の後は披露パーティでしょ!」
「!!」
「美樹さん、何から何までお世話になっちゃって・・・」
美樹の優しさに香もまた泣き顔になり、そんな香の頭を撩が軽く撫でてやり
さり気なく肩を抱いて、いつもの席に座らせてた。

「ファルコン、今日はパーティだからお二人にはシャンパンを出してあげてね♪」
「おう、そう思って用意しておいたぞ。ほれ、飲め」
「お~~海ちゃん気が利くねぇ♪」
「・・・ふん!撩!香にはこれを飲ませてやれ!」
海坊主は香用にシャンメリーを出した。
「ん?ああ、香よえーもんな~」
「ありがとう海坊主さん」
「い、いや、いいってことよ」
「ささ!みんな飲もう飲もう♪」
撩の一言で一斉に飲み始めドンチャン騒ぎが始まった。

撩はグビグビとビールを飲みまくり、海坊主やミックもそれに付き合わされている。
「ほれほれ、海ちゃーん!お前も飲めよ~!」
「おっとっと、注ぎすぎだ!ぐびぐび・・・ぷはー!うめぇ!」
「んだろ~!俺のビールは最高だろー!ぶははは!!」
「リョウ~!お前キャバクラに行くよりハイテンションじゃないのかー?アハハ!」
「るせーなー!俺の独身さよならパーティだぜー!テンション上がるぜ!」

女性陣の冴子、麗香、かすみ、かずえもお酒を飲みながら香に撩との今までの
なれそめを聞き出して楽しんでいた。
「ねーねー香さーん」
「なに?美樹さん」
「冴羽さんと初めて顔合わせたのっていつなの?」
「えっとね、あたしがまだ高校生の時よ」
「え、19歳の頃じゃないんだ」
「うん、アイツあの頃はあたしのこと"ぼうず"って呼んで男扱いしてたけどね。
・・・あ、19の時も男扱いされてたわ・・・ナハハ・・・」
「でも!今は違うんでしょ~?うふふ」
美樹の問い掛けに他の女性軍も興味津々に香を見つめる。
「え・・・あ・・・あの・・・」
そこへ空気を読まず教授が口を出す。
「フォフォフォ!そうじゃの~香君もずいぶん綺麗になったしのう!
これも撩のおかげじゃな~!」
香の返答を待っていた女性陣の鋭い視線が教授に注がれ、香は教授の言葉に
真っ赤になりながら、内心は美樹の問い掛けをスルーできて良かったと思っていた。
「教授~!あんま香をいじめないでくださいよ~」
「撩、お前のような奴を虜にしてしまう香君はわしも興味津々じゃ♪」
「ちょ・・・いくら教授だからってそれは俺も許せませんよ?」
「冗談じゃよ。フォフォフォ」
(・・・エロじじいめ・・ったく俺の周りには香を狙う奴ばかりだ)

撩はふと香の方を見ると香も同じタイミングで上目遣いでチラッとこちらを見る。
その何気ない仕草に撩の胸が高鳴り、一瞬の照れた表情に冴子が見逃さなかった。
「ほーんと撩ったら香さんにぞっこんのようね!」
「な、なんだよ!急に!」
「ほらほら、隠さないでいいのよ~。ね、麗香」
「そうよ。だってもうあなた達は夫婦になったんだし♪」

夫婦・・・かぁ。
戸籍がない俺は、本当の結婚は出来ないが、な。
でも、形だけでも式を挙げれて、アイツが喜んでくれたならそれでいいよな。
・・・・・
にしても・・・もし香の苗字が変わったら冴羽香・・・になるよな?
・・・な、なんだ?この無性に照れくさいのは!?

夫婦という言葉に撩の顔が強張っているのを見ていた香は、いつものように勘違い中。

撩?夫婦って言われて、なんだか複雑な顔してるけど・・・
もしかして、あんまりそういうのを表に出したくないのかな??
そりゃ・・・結婚って言っても正式に出来る訳じゃないし、あたしも冴羽になれるわけ
じゃないのはわかってるけど・・・

香がなんだかションボリした表情になっているのが見えた撩は"またか"と内心思い
香の側に行き耳元で何やら呟いた。
それを聞いた香の顔は真っ赤になり頭から湯気が出ている。
不思議に思った美樹が香の肩を揺する。
「あら、香さんどうしたの?冴羽さん~?今なにか吹き込んだでしょ!」
「ん~?いあ~別に~」
撩はそう言うと自分の席に戻りミック等とまた酒を飲み始めた。
「も~冴羽さんったら~」

・・・撩、ありがと。
そうだよね、なに落ち込んでたんだあたし・・・。
にしても、あんな事言われ慣れてないから困るじゃないのッ。

「おいおい~リョウ~?カオリが真っ赤だけど何か言ったのか~?」
「あん~?何も言ってねーよ」
「はっはーん。今晩の事でも言ったのか?」
「はぁ?」
「いいよなぁ。オレもカオリと一晩・・・」

カシャ・・・
撩の懐からパイソンに手を添える音がした。
「!!」
「お、お、おい!それはよせリョウ!」
「あぁん?」
懐に手を突っ込んだままギロっとミックを睨む撩。
「じょ、冗談に決まってるだろ!アハハ・・・」
「本気で言っていたら、お前命はないと思っておけよ」
「・・・あはははは」
(カオリの事になるとすぐ熱くなるから困ったもんだ・・・)
「何か言ったか?」
「い、いや、何も言ってないぞ」
「・・・フッ」


披露パーティが昼に始まり、もうかれこれ5時間にもなり外も薄暗くなってきた。
みんなそれぞれ飲みまくり、香も少しお酒を飲んだのかほのかに頬が赤い。
周りの女性陣に質問攻めでかなり疲れた様子だ。
撩は口直しのコーヒーを飲み終わり、カウンター席を降りた。
「さて、そろそろ帰っかな~」
「え、もう帰っちゃうの~?もうちょっと飲みましょうよ~!」
「そうよ撩」
まだまだテンションが高い麗香と冴子。
このままここに香をおいといたら、こいつらに何を吹き込まれるかわかったもんじゃない。
「今日はもう帰るっつーの」
「なによ~撩らしくないわねー」
カウンター席に座ったまま撩を見ているミックの顔はニヤけている。
ミックにはもうわかっているようだ。

そうだ!俺は早く帰って今日の初夜に向けて備えたいんだ!!
香も酒を飛ばさんと眠っちまってエッチどころじゃなくなるからな・・・

「んじゃ、香!帰っぞ~!」
「あ、うん」
香は酔いからなのか疲れからなのか、少しふらついている。
撩はすかさず香の腕を掴み、ふらつく身体を安定させてやった。

「あ、あの・・今日はどうもありがとうございました」
「いえいえ、香さんたちが幸せになってくれて本当に嬉しいわ」
「ホント、美樹さん色々ありがと」
「うふふ・・・冴羽さんも香さんを末永く大事にしてあげてよね!」
「フッ・・・」

あったりめーだろ。
俺の妻なんだ・・・大事にするってーの。
なんて口では言えんけどな。

俺は香の肩を抱き家路に着いた。
帰る途中、香がモジモジと上目遣いで俺を見つめるもんだから
どうしたのか問い掛けると。
「あ、の・・さ・・・撩?」
「ん?」
「耳元で言ってくれたあの言葉・・・もう一回聞きたいなって・・・」
「・・・耳元で言った言葉?」
「わ、忘れちゃってるならいいわよ、別に・・・」
「フフ・・・」
撩は立ち止まると少し照れくさかったが、香の耳元に小さく囁いた。

香と撩2

「末永く宜しくな。俺の嫁さん!」


ボンと真っ赤に顔を染めてしまった香を撩は照れくさそうに笑い寄り添って帰って行った。





撩と香が無事ゴールインし、パーティもしてもらい幸せいっぱいです私(´;ω;`)ブワッ
今後も夫婦で頑張っていきますわよー!(* ̄0 ̄*)ノ オォー!!(笑)

またまた拍手やコメントお待ちしておりますヾ(=^▽^=)ノ
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テーマ : 自作小説(二次創作) - ジャンル : 小説・文学

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