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2010.11.01(Mon)

変わったもの変わらないもの

撩の回想です。




「シュガーボーイ・・・か」

懐かしい響きだ。
俺と香が初めて逢ったのは、香が高校生の時だった。

アイツが俺の馬鹿面写真撮ってたのがキッカケだったっけ。
あの時は、また雑魚が俺の事を狙ってるんかと思って近づいたんだがな~
近づいて見れば“ただ興味本意で写真撮ってるガキ”としか思わなかった。
香はビビってたけどなっ。俺、結構怖い顔してたかも?ククク・・・

ま、あれがキッカケで俺と香は出会ったわけだ。

アイツは俺がスケベ男だから女であること誤魔化すために男言葉を使ってたようだが
俺のもっこりセンサーは既にお前が女だっての気付いてたぜ。
けどまぁ、守備範囲じゃねぇからもっこりはしなかったけどなぁ~

それにしても、俺のように言葉が汚くなったせいで
後々、槇ちゃんに怒られたんだぜ?

「お前が変なこと教えたんじゃないだろうな!?」

ってな・・・ははは。

だが、あの頃の香は真っ直ぐで一切の曇りもなく
コイツ、俺とは関わっちゃいけねえ~存在だなって思ってた。

なのになぁ・・・


「あなたのパートナーになるわ」

・・・あれから何年経つだろうか。

運命のイタズラか?
まさか交わることはないと思ってた槇村の妹と組むことになるなんて・・


そうなる前も、何度か槇村と居るときに逢うことはあった。
その時は大抵

「アニキに変なこと教え込まないでよ!?」

って言われてた。兄妹して言うことが同じだな?って苦笑してたのを覚えてるぜ。

あの頃は俺も“親友の大事な妹”として接していたわけだが・・・


香がユニオンのブラックリストに載ってしまい、エンジェルダストに侵された奴に
襲われたとき、俺はコイツをこの先ずっと守っていかなければと思った。
そう、槇村に託された大事な妹だからな。

・・・その時は、そうやって思ってたさ。

相棒として迎えてから、俺はあいつを女として見ないようにした。
仕事の支障になると思ったからだ。
そりゃ、もっこりは大事だぜ?けどそれは一時的な事でずっとはいらねぇ。
女を金で買って一頻り抱くと俺の欲は消え去るんだよ。

あの時の俺は明日も見えない世界で一人の女を作るなんて怖かったのかもしれない。
いつ目の前から消えてしまうかもしれない存在なんて欲しいと思わなかった。


いつだったか、香を抱きたいと思ったときがあった。
あれは感情よりも欲望の方が大きかっただろうか・・・
しばらくもっこりが出来ていなかった時に、側にいた香を・・と思ったときがあった。
でもそれは、出来るわけもなく・・・
迫ろうとした。だが俺の中に大きな鉄壁が出来てるようで目の前にすると
もっこりしなくなっていた。


色んな依頼人の女に手を出しては「女の敵じゃー!!」「もっこり大将!!」
なんて言われて俺潰されまくってたなぁ~あは・・あははは・・・

ま、でも・・・
依頼人の女を本気で好きになったことなんてないんだぜ?
軽い気持ちで迫ってるだけで、気持ちなんてこもっちゃいねぇから。
んなこと言ったらまた潰されそうだが・・・


そうそう・・・

俺の生い立ちを知ったあの時、アイツは俺に誕生日をプレゼントしてくれた。

3月26日・・・言葉では言い表せない感謝の気持ちを俺はキスに込めた。

実はあの時、マジで照れくさかったんだぜ?
あの後、マリーに茶化されるしよ~・・
香に対してああいうことずっと封印してきたから、高ぶった気持ちを抑えるのは大変だった。


そして、ソニアの時。
アイツに「ただのパートナーであって結婚してるわけじゃねーのに
人の恋愛にとやかく口出すんじゃねぇ!」って怒鳴ったことあったけど、

あれは影で聞き耳立ててたソニアに向けて言ったことであって
本心では無かったが~・・

ま、まぁ、ナンパしてるだけでもハンマー飛んでくるのはどうにかしてほしかったけど!
あ?香の気持ちになって考えろって?んなのナンパってのは趣味だっての!

フン・・・

まぁ、海坊主との決闘で俺達の絆は深まったのは確かだな。

でも、また泣かせてしまったのも事実。
泣き顔を見るのは内心辛い。
俺はコイツをずっと手元に置いておいていいものか悩むようになっていた。


曖昧にしてきた俺の気持ちは、次第に隠しきれなくなって
いや、鈍感な香にはバレることはないけどな。
目が見えない海坊主には、俺の発する気持ちがなんとなくわかるようだった。

この心の鉄壁が崩れる前に俺はコイツを表の世界に戻すべきか?
と毎日考えた。バカみたいに考えてたな。

ミックも俺の曖昧さに呆れていた。
だからミックは香を夜ばいしたのだろうか・・・

昼から夜ばいとかマジでどうしようかと思ったぜ。
これはあからさまな態度を示すわけにもいかんし、どうやって邪魔しようかと
思ってたら銃が暴発しちゃったんだよなぁ~あっはは~♪

まったく・・・もうあの時は俺の壁は崩れそうな所で止まっていた。


俺の親父との戦い前夜にお前の真っ直ぐなお前を見て
昔っから変わってねぇ~んだなって思ったさ。
そんなお前に俺は心動かされ、愛ってのを教えて貰ったのかもしれん。


正気を失った親父を目の前に、俺の全てで戦いに挑んだ。
戦いの末、もし俺が死んでいたら香はどうしていただろうか?
俺無しでも生きていって欲しいと、思ってしまうが・・・

あの戦いで俺はもう後戻り出来ないだろうと腹をくくった。
つもりだったけど、香の記憶喪失騒動でまた曖昧になっちまったんだよな・・
記憶喪失は驚いたし、今まであったアイツとの事がパァーなのかよって
思ったけど・・・あれをいいことに俺は元の生活に戻していった。

戻していったが・・・俺の心の壁はもう薄っぺらくて、何してたって
心の中ではアイツのことで一杯になっていた。
ナンパしてたって、アイツと比べて見てるもんだから俺はもうマジで
やべぇんじゃねぇの?って思ってたさ。

いや、ホントにやばかったんだけどねぇ!!

俺が勝手に依頼を受けたのを激怒した香がアパートを出て行ってしまって
ミックの所に上がり込んでいたことには、マジで息苦しさを感じた。

初めての感情で、かなり戸惑ったわけだが・・
香が他の男と一つ屋根の下で寝ていると思ったら内心かなり苛ついてた。

あのエロ天使と一緒ってのがかなり苛つく原因だったけどな!
だって、アイツときたら毎晩夜ばいしてたそうじゃねぇか。
それで罠のパターンを見破ったとかで俺をW夜ばいに誘う始末。
あれはマジでやばかった!
何がヤバイって、隣で香が襲われようとしてんだぜ?
けど俺のヘタレっぷりが発動しちゃって、本音なんて言えるわけねぇし
どうにでもなれってシーツ引っ剥がしたらセンサーに引っ掛かったんだよなぁ。
いやいや・・・あのまま香がエロ天使の餌食になってたら、俺どうなってたんだか
もしかすっとエロ天使の命の保証出来なかったかもしれんなぁ~!!フン!


なんだかんだで俺達はまた元のパートナーに戻れて
これもまぁミックのお陰か。


あの時にはもう俺は決心していた。
ただ、タイミングを伺っていただけだがなぁ・・・

それがあの戦闘の最中に示した言葉。
よりによって戦いの中で愛の告白とか・・・これも俺の宿命なのかもしれねぇと思った。
それでも香は俺の言葉が届いてたようで、全て終わった後抱き付いてきたときは
そりゃーもう・・・可愛いのなんのっ!!


あれから俺達は通じ合った。

初めての夜・・・お前はホントに綺麗だった。
あの日は、朝までずっとお前の寝顔見てたんだっけなぁ。


今だってほら・・・すげー可愛い寝顔。

普段は口うるさくてハンマー振り回すこともあるけど
俺と過ごす甘い時間は、とてつもなく香が女になる。

「う・・・んん・・・りょ・・・」

寝言にも愛しのボクちゃんが居るのね。

「ったく・・・無防備にもほどがあるぜ?」

襲ってくれって言わんばかりの挑発的な格好で俺に擦り寄る。

「お言葉に甘えて・・・襲っちゃおっかなぁ?香ちゃん」


こうやって今は甘い時間を楽しめるようになった俺達。

ずっと一緒に歩いて行けたらと祈るばかりだ。

「・・う~ん・・・くすぐったぁ・・ぃ・・」
「ん~~~!この首筋の匂いがたまんねぇ」

襲っちゃおうかな♪




◆あとがき◆
一応これもリクエスト作品!
まりあ様の「B'zの歌【愛しき人よ Good Night】をモチーフ」に
ってのだったのですが・・・
全然違う感じにww
今まであった出来事を撩ちゃんが回想してるって感じで~
最後は、あの頃が嘘のように愛し合う二人の姿を絵で表しました(〃▽〃)イヤン


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テーマ : 自作小説(二次創作) - ジャンル : 小説・文学

01:52  |  ◆CH小説(原作設定)◆  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

こんにちは。
リョウの回想・・・ホントよく香をいじめてたし、泣かしてたよね・・・
もう、見てる側はハラハラしどうしだったんだろうなぁ!
でも・・あの時があったからこそ今の二人がいるんだろうな~。
今じゃloveloveのリョウと香だもんね♡。
 ベットの中の二人の絵ステキでした♡。ほんと幸せって気持ちがつたわってきたもの・・・
さや | 2010年11月01日(月) 10:38 | URL | コメント編集

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